役割が違う! ビフィズス菌の種類と腸内での働きまとめ

ビフィズス菌は、現在発見されているものだけでも50種類を超えています。

 

人間の体内に存在するものは、その中で10菌種前後です。

 

このページでは、近年発見されたものを含め、注目されている13菌種のビフィズス菌について、それぞれの特徴と役割をご紹介します。

 

LKM512株

LKM512株は、1997年に発見されたビフィズス菌です。

 

発酵乳から見つけられてから、わずか20年ほどしか経ってない菌ですが、大腸まで生きて到達しやすい強みなど注目されている点は複数あります。

 

健康食品の代表格でもある納豆など、大豆発酵食品に多く含まれている成分と同じものを大腸で生成します。

 

LKM512株の役割

LKM512株の役割は、大腸で生成する成分、ポリアミンに関係するものです。

 

ポリアミンは細胞の生まれ変わりに必要不可欠な成分で、不足すると細胞の生まれ変わり(古い細胞をコピーして新しい細胞を作る)がうまくいきません。

 

老化の原因は、細胞の生まれ変わり(コピー)の失敗です。

 

LKM512株がポリアミンを生成することで、細胞の生まれ変わりを助け、老化の予防になります。

 

他にも血管壁の炎症を予防してくれることから、動脈硬化など血管の炎症が原因の病気リスクを減らす期待ができます。

 

ビフィズス菌として腸内環境をととのえる役割もきちんと持っているため、お腹の調子に加え肌の調子もととのえたい方は、LKM512株がおすすめです。

 

2011年には、このポリアミンによる寿命延長効果が京都大学より発表されており、今後もLKM512の生成するポリアミン関連で注目が続くでしょう。

 

BE80株

BE80株もLKM512と同様、発酵乳から発見されたビフィズス菌です。

 

生きて腸まで届く特性を持っていますが、飛び抜けてすごいというほどでもありません。あえてあげるなら、お腹の調子をととのえることに特化している点です。

 

BE80株の役割<体品/h4>

BE80株は、便秘型の過敏性腸症候群を改善したり予防できるはたらきをします。

 

たとえば悪玉菌と食べ物によって作り出されたガスが腸内を刺激すると、まだ水分をきちんと吸収しきっていない下痢状態で便が排出されます。

 

BE80株は腸内環境の改善を促すビフィズス菌全般の特徴に加え、食べたものを腸内に滞在させる時間(腸管通過時間)を短縮させるはたらきを持っています。

 

有毒ガスなどを溜め込まないで、体内の不要物をスムーズに排出するはたらきをしてくれるということです。

 

実際の実験では、BE80株入りのヨーグルトを4週間毎日食べ続けてもらった方の腹部の膨満感が減少したそうです。

 

その幅、およそマイナス6cmから1.5cmへと75%ほどの減少で、食後のお腹が膨らみやすいときにも、膨満感に悩まされずに済みます。

 

Bifix

Bifixは、お菓子メーカーが自社所有の菌株の中から発見したビフィズス菌で、腸に届いたあとお腹で数を増やす点が特徴的です。

 

Bifixは胃酸に強く、ほとんどが腸にまで届きます。

 

腸に生きたまま届く上、数を増やすので、早くビフィズス菌を増やしたいという方にもおすすめです。

 

ビフィズス菌はすべてお腹で増えるものだと思っている方も多いかもしれませんが、中にはあまり増えないタイプ(ロンガム種)もあります。

 

つまり、Bifixのお腹で増えるという特性は大きなメリットのひとつなのです。

 

Bifixの役割

お腹で増えるBifixの役割のひとつが、2017年3月に正式な実験結果として科学雑誌に掲載されています。

 

科学雑誌によると、Bifixはビフィズス菌を増やし、酢酸などを増加させ、メタボリックシンドロームの悪化を防ぐはたらきを見せたそうです。

 

酢酸は、ビフィズス菌が代謝の過程で生成するもののうちのひとつ。

 

酢酸が多ければ多いほど腸内環境は改善され、全身の免疫力アップにつながる他、糖代謝の改善や脂肪蓄積を抑える効果が期待できます。

 

メタボリックシンドローム対策をしているつもりなのに、イマイチ効果を実感できないという方や、手軽に対策したい方は、Bifixを取り入れてみましょう。

 

Bb-12株

Bb-12株の特徴は腸内壁に付着しやすい点と、ヨーグルトの風味を損なわない酸への耐性です。

 

ビフィズス菌が効果を発揮するには、腸まで届くことと同時に腸に留まる力も重要です。

 

他のビフィズス菌に比べ、Bb-12株は小腸や大腸の腸内壁に付着する力が強く、そのため効果的に腸内ではたらく可能性が高いことが実験で分かっています。

 

酸に対する耐性もあり、胃酸に負けることなく生きたまま腸へ届きやすいBb-12株は、ヨーグルト味の製品との相性が抜群です。

 

生成した酢酸でヨーグルトの風味を損なうことなく、すっきりとした味わいを保ってくれます。

 

Bb-12株の役割

他のビフィズス菌同様に酢酸を生成してお腹の調子をととのえてくれるBb-12株ですが、便秘対策のために使うのはもったいない存在です。

 

Bb-12株の特徴は、免疫力向上を助けてくれることにあります。

 

Bb-12株はマクロファージを活性化させる特性を持っているため、体内に侵入したウイルスや細菌、腫瘍細胞をやっつける力が増加します。

 

マクロファージは免疫細胞の一種で、ウイルスや細菌、腫瘍細胞(がん細胞)を消化する役割を持つものです。

 

Bb-12株がマクロファージを活性化させ、さらに悪玉菌の嫌いな酢酸や乳酸を生成することで、腸内環境を改善。

 

有毒なものが作られにくい環境づくりと退治する力の増強、2つの効果で体の免疫力をアップさせてくれます。

 

また、腸内環境が良いと、アトピー性皮膚炎や花粉症などの症状軽減につながるのでは、とも考えられています。

 

未だ大掛かりな実験によるエビデンスがないので「期待できる」段階でしかないのですが、免疫力アップの恩恵がアレルギー関連に出る可能性はあるかもしれません。

 

BB536株

BB536株の最大の特徴は、ヒトと相性抜群のビフィズス菌だということです。

 

さらに、酸に強い特性から、胃酸に負けることなく生きたままの状態で腸まで届くメリットもあります。

 

胃酸に強いBB536なら、腸まで届きやすいため、ビフィズス菌の効果を最大限発揮できます。

 

しかし実は、酸に強い特性だけを見れば、それほど珍しいことではありません。

 

ただし、それは動物の体から発見されたものや、生乳あるいは発酵乳の中から発見されたものなど、ヒトとの相性がイマイチ不明なビフィズス菌ばかりです。

 

BB536株は健康な乳児から発見されたことから、ヒトのお腹に住むビフィズス菌であることが判明しています。

 

国内で50年近く活用されている上、世界各国でもヨーグルトやサプリメントに用いられ、安全性に厳しいアメリカでもその安全性が認められているビフィズス菌です。

 

BB536株の役割

BB536は、その高い整腸作用によってさまざまな効果を発揮します。

 

たとえば、大腸がんや潰瘍性大腸炎など、大腸の炎症と深い関わりのある病気の予防、症状緩和作用があります。

 

潰瘍性大腸炎は原因がはっきりとしておらず、完治が難しいことから特定難病に指定されており、悪化するとがんを発症させます。

 

症状がおさまっている状態を維持する治療法がメインとなり、副作用の強い薬や生薬を利用するか、大腸を切除することになります。

 

ビフィズス菌BB536は、この潰瘍性大腸炎の症状を抑えられる可能性が高いことが、森永乳業の実験により判明しました。

 

実験人数が14名と少数なので、あくまで可能性の範囲ですが、副作用の心配がないビフィズス菌BB536は試す価値があるのではないでしょうか。

 

また、腸内環境は体内免疫バランスに大きな影響を与えていることが分かっています。

 

BB536を長期間摂取し続けると腸内環境がととのう上、体内免疫バランスの改善により、アレルギーや感染への抵抗力がアップします。

 

コレステロール値の低下作用もあることから、病気対策に加え、便秘改善とコレステロール値改善によるダイエット補助効果も期待できるビフィズス菌です。

 

BB536には、他にも整腸作用によりカルシウムを吸収しやすくするメリットがあります。

 

ミルクカルシウムとBB536の組み合わせで骨の強度が高くなったという実験結果があり、骨粗しょう症対策に最適です。

 

子どもの整腸と骨作りにも役立つため、全世代で愛用できるビフィズス菌のひとつです。

 

SP株

SP株は雪印が独自開発したもので、プロバイオティクスのPと雪印(スノー)のSが名前の由来です。

 

独自開発といってもヒト由来のビフィズス菌なので、ヒトとの相性は抜群です。

 

難点は酸に弱く、そのまま摂取しても大腸に届く前に胃酸や胆汁に負けてしまうことですが、死んだ菌でも整腸効果は期待できることが分かっています。

 

オリゴ糖や食物繊維などと一緒に、腸内にすでに存在するビフィズス菌のエサとなり、その増殖を助けます。

 

SP株の役割

ヒト由来のビフィズス菌SP株は、腸内に留まる力があります。

 

ただし、前述のように胃酸や胆汁に負けてしまうため、腸まで届きやすくする工夫が必要です。

 

雪印では、腸で溶ける体に害のないカプセルでコーティングすることで、ビフィズス菌SP株を生きたまま腸まで届けることに成功しました。

 

これにより、ビフィズス菌の高い整腸作用を期待できるようになりました。

 

また、SP株は整腸作用により、体内の免疫機能を活性化します。

 

がん細胞を攻撃する免疫細胞を活性化するため、整腸作用とあわせて大腸がんなどへの予防効果が期待できます。

 

これといって特別な効果があるわけではないのですが、大手乳製品メーカーの独自開発だからこそ、市販ヨーグルトなどで手軽に安く手に入るメリットがあります。

 

JBL01株

酸に弱く、そのままでは生きて腸まで届きませんが、腸で溶けるカプセルを使用することで効率良く腸へ届けることができるようになります。

 

JBL01株も大手企業が発見したもので、乳酸菌やオリゴ糖を配合したビフィズス菌サプリメントとして販売されています。

 

機能性表示食品として届け出もなされているため、高い効果を期待できるビフィズス菌です。

 

JBL01株の役割

消費者庁の機能性表示食品に関するデータベースを参考にすると、JBL01株は腸内フローラを良好にすることが分かっています。

 

実験では、排便回数の増加や、善玉菌の増加など、腸内環境が極端に悪くなっている方への便通や腸内フローラに改善傾向がみられました。

 

腸内の腐敗物によってできるアンモニアの量も減少がみられ、便秘だけではなくガスで悩んでいる方に合ったビフィズス菌です。

 

カプセル入りのサプリメントを選べば、生きた状態でJBL01株が腸まで届き、高い効果を発揮するでしょう。

 

言い換えるとカプセルなど酸への対策がなければ生きたまま腸へ届けることは難しいため、手軽に摂取しにくいデメリットもあります。

 

生きたままの状態で腸まで届けることができた場合、 整腸作用の他に腎不全患者の症状悪化を促進する毒性物質を減少させる効果があることも判明しています。

 

実際に行われた4週間の実験では、症状を悪化させる尿毒症の毒素や中性脂肪の値が減少・低下し、整腸作用で便秘対策にもなったそうです。

 

人工透析を受ける患者は水分摂取を制限することから便秘になりやすく、ビフィズス菌JBL01株によるはたらきは腎不全患者に二重のメリットをもたらします。

 

ちなみに、この効果は生きた状態のJBL01株でなければ発揮されなかったため、摂取の際はやはりカプセル入りの保護された状態のものでなければなりません。

 

JBL05株

ヒトの体内から発見されたビフィズス菌で、そのためヒトとの相性が良く、高い効果が期待できます。

 

ビフィズス菌らしい整腸作用はもちろん、化粧品での活用が実用化されているほどの保湿作用がJBL05株の特徴です。

 

そのメカニズムは、JBL05株が代謝で生み出すBPSにあります。

 

BPSとは多糖のことで、ビフィズス菌JBL05株を発見した森下仁丹は、このJBL05株が生成するBPSには高い保湿効果の他、創傷治癒効果もあることを発表しています。

 

ビフィズス菌は腸内環境を改善するためのもの、というイメージを持っている方にとっては、一風変わったような活用のされ方をしているのがJBL05株です。

 

JBL05株の役割

JBL05株はヒアルロン酸との比較実験で、ヒアルロン酸以上の高い保湿力を見せました。

 

創傷治癒効果もあることから、今後は腸内環境改善以外の目的でさらに幅広い活躍が期待できるビフィズス菌です。

 

腸内環境のために摂取した場合は、多くのビフィズス菌と同じく腸内フローラの改善やそれによる便秘解消効果があります。

 

免疫細胞を活性化させる作用から、感染への抵抗力アップ、抗アレルギー作用もあり、とくに抗アレルギー作用の高さは大学での実験でも証明されています。

 

大阪府立大学が行った実験によると、JBL05株を経口摂取した結果、アトピー性皮膚炎の抑制が認められたそうです。

 

ビフィズス菌には多糖を産生しないタイプと産生するタイプがあり、代謝で多糖を作り出すJBL05株のほうが産生しないタイプより高い効果を出しました。

 

ちなみに患部へ直接塗布した場合も抑制効果が認められたそうですが、JBL05株が多糖を産生していなければ意味がありません。

 

そのため、個人でアレルギーやアトピー対策に使用する場合、経口摂取でJBL05株を取り込み、腸内で多糖を産生してもらう方法が確実です。

 

HN019株

約2000菌種の中から、効能の高い菌種として発見されたのが、HN019株です。

 

ニュージーランドで行われた研究によって発見され、海外ではHOWARU(ハワユー)の名で市場に浸透しています。

 

しかし、米国企業から消費者庁へ機能性表示食品として届け出があった際に、問題なく受理されていることから、日本人にもそれなりの効果があると考えられます。

 

HN019株は比較的、酸に強い特性を持っており、胃酸や胆汁に負けることなく腸まで届く上、腸管内に定着しやすいことも判明しています。

 

HN019株の役割

HN019株の特性は、胃酸や胆汁に対する耐性に加え、腸管内への定着しやすさです。

 

生きたまま腸管内に定着するため、効果的に腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌とのバランス調整に貢献します。

 

1日あたり18億個以上のHN019株を摂取した実験では、お通じが改善した他、腸内の善玉菌の数も増加したそうです。

 

食べ物が腸を通り、排便されるまでの間隔が短くなったという実験結果もあり、腐敗物を腸内に溜めないことによる効果も期待できます。

 

たとえば、ガス溜まりや、長時間発酵したことによる便の悪臭化などの予防が考えられます。

 

また、免疫力を担うNK細胞(ナチュラルキラー細胞)のはたらきを2倍にする力もあり、がんや感染症の発症リスクを抑えたり、病原体の拡散防止効果があります。

 

FK120株

北欧の北西部に位置するデンマークより取り寄せられたビフィズス菌です。

 

冬は厳しい寒さに見舞われる地域で発見されたからか、丈夫なビフィズス菌で、胃酸や胆汁に負けることなく腸まで届きます。

 

デンマークヨーグルトシリーズとして販売されている他、サプリメントでも販売されているため、海外由来といっても国内で入手しやすいビフィズス菌のひとつです。

 

FK120株の役割

FK120株も胃酸や胆汁への耐性が強いことから、生きたまま大腸へ届く特性をもっています。

 

他のビフィズス菌同様に整腸作用があり、腸内環境だけではなく消化をスムーズにしたり、便そのものの質を改善してくれます。

 

FK120株も免疫機能を増強させる作用をもっているため、ウイルスや細菌による感染症の発症リスクを減らし、がん予防やアレルギーの抑制効果も期待できます。

 

便秘になりやすい女性と高齢者を対象にした実験が行われた際、悪玉菌の減少と善玉菌の増加を見せました。

 

排便回数や排便量の増加もあったことから、腸機能の状態を改善し、活発化するはたらきがあると分かっています。

 

中でも下剤を日常的に使用していた高齢者の腸内バランスを改善したという結果は、高齢者が下剤に頼り切らない生活を送れることを証明しています。

 

下痢状態の便がきちんとした固形の便に改善されるメリットもあるため、便秘の他に下痢で悩んでいる方に最適なビフィズス菌です。

 

ビフィダム Y株

最大の特徴は、腸ではなく胃ではたらくことを望まれたビフィズス菌であることです。

 

ビフィダム Y株を開発したヤクルトは、ビフィダム Y株の効果と胃ではたらく特性に注目し、ビフィダム Y株配合のストレス対策飲料を発売しています。

 

本来、ビフィズス菌は酸素に弱いのですが、ヤクルトが強化培養したため、酸素に強く、酸素のある胃の中でも生残性の高い丈夫な菌となっています。

 

ビフィダム Y株の役割

ビフィダム Y株は胃の粘膜に吸着して保護する役割をもっており、機能性消化管障害と呼ばれる胃のもたれなどの不調から胃を守ってくれます。

 

慢性胃炎や神経性胃炎も軽減し、ストレスによる胃の不調を改善する効果が期待されています。

 

ピロリ菌の活性を抑える力や消炎作用もあり、ビフィダム Y株はピロリ菌対策としても最適なビフィズス菌です。

 

ピロリ菌は強酸性の胃の中でも生きられるため、他の細菌のように「いっそ飲み込んで胃酸で殺してしまえば大丈夫」とはなりません。

 

放置しておくと胃炎だけではなく、胃潰瘍や胃がんの原因にもなる厄介な菌です。

 

ビフィダム Y株で活性を抑え、増殖しにくくしながら炎症も防ぐことは、胃がんリスクを減らすことにもなります。

 

また、ストレスが蓄積すると唾液中にコルチゾールが多く分泌され、血圧を下げる仕組みが人体にはありますが、ビフィダム Y株はコルチゾール濃度も下げます。

 

コルチゾール自体は人間にとって必要なものなのですが、過剰分泌されすぎると副腎に悪い影響を与えてしまいます。

 

ストレスにさらされることの多い方は、コルチゾールの濃度を落ち着かせるためにビフィダム Y株が含まれる飲料やサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

 

G9-1株

腸への高い定着率を誇るのが、G9-1株です。

 

そのため大腸に長く留まり、悪玉菌の増殖を抑えて腸内環境改善に役立ちます。

 

ヒト由来のビフィズス菌のひとつなので、ヒトの腸との相性も抜群です。

 

ドラッグストアなどで市販されている乳酸菌系医薬品にも配合されているため、ヨーグルトなどで摂取しやすいBB536とともに取り入れやすいビフィズス菌です。

 

G9-1株の役割

G9-1株は腸内環境を整える他、血糖値の上昇を抑え、中性脂肪、コレステロール値を下げる効果もあります。

 

さらに近年はアレルギーに対する効果も注目されており、お腹の調子とともに花粉症や鼻炎などのアレルギー症状も改善したい方に最適です。

 

G9-1株がアレルギーに良い理由は、血液中のIGE抗体(アレルギー症状の原因となるもの)の増加を抑制することに関係しています。

 

乳酸菌にもアレルギー対策となる存在や効果はありますが、G9-1株がすぐれている点は、少量の摂取でも効果が確認できた点にあります。

 

効果を継続するにはもちろん、続けて摂取することが大切ですが、一度に摂取する量が少なくて済むので、続けやすいのがメリットです。

 

B-3株

B-3株は森永乳業が「痩せるビフィズス菌」として発表したビフィズス菌です。

 

DHCなど大手サプリメント会社でも取り入れられるようになり、腸内環境改善とともにダイエット効果を求めている方に向いています。

 

2011年に肥満を改善するビフィズス菌として国内で特許を取得している他、世界10カ国以上の特許も取得しており、その効果はかなり期待できそうです。

 

B-3株の役割

B-3株が痩せるビフィズス菌として発表された理由は、脂肪の蓄積を抑える効果の他、内臓脂肪や皮下脂肪の減少にも効果が期待できることにあります。

 

コレステロールの分解を助ける善玉コレステロールを増やすはたらきもあり、動脈硬化の予防にもつながります。

 

さらにB-3株がもつ腸管のバリア機能を回復させる効果により、炎症を起こす物質の流入を防ぐため、内臓の慢性炎症を緩和します。

 

肥満の原因は暴飲暴食や運動不足だけではなく、腸から流入した炎症物質などによる脂肪細胞の慢性的な炎症もあるのでは、と考えられています。

 

そのため、炎症を緩和するB-3株のはたらきにより、脂肪細胞の炎症を抑えることで肥満状態を改善するのです。

 

炎症物質は血管や肝臓などにも炎症を引き起こすので、体型が気になる方に限らず、B-3株は内臓の不調からくる体調不良に悩んでいる方にも向いています。

 

まとめ

こちらでご紹介した13菌種はサプリメントなどで手軽に摂取でき、それぞれの効果が期待されているものばかりです。

 

とくにBB536は、サプリメントでも市販品でも多く用いられることの多いビフィズス菌です。

 

ヒト由来なので人体との相性もよく、酸に強いことから生きて腸まで届き、高い効果を発揮します。

 

どれから試すべきか迷っている方は、最も手軽なBB536から試してみてはいかがでしょうか。

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